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17 2020

リターン ライダースパンツ の裾上げ

夫がリターンライダーになってしまいまして。


リターンライダーとは?
むかしむかし、バイクに夢中だった旧若者も今や立派な中高年。
仕事や家庭生活に忙しく過ごしてきたが、ちょっと足を止めて立ち位置を確認したくなるお年頃。
そんな心の隙間?に入り込むのは、どこからともなく聴こえてくるエキゾーストノート(バイクのエンジン音を美化した言い方。一般的にはただの騒音に相当する)
思えばバイクへの情熱を失ったことはなかった!
若かりし日々の夢を再び、とブランクをへてバイクライフを再開させる中高年ライダーのことをこう呼びます。


しかも若いころは中型免許までだったのに、教習所に通って限定解除までゲット。
いま750ccのぶぁいくに乗っています。

家族としては事故が心配ですが、楽しくてたまらない様子なのでとめる気になれません。
どうか安全運転でよろしく頼むよ。


今回、オーダーされたのはバイク用パンツの裾上げです。
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ご覧のように皮革とストレッチデニムが合体した複雑構造です。
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メーカーに裾上げを依頼すると相当高くつくそうで……。皮革はほとんど手がけたことないのですが、やってみることにしました。


はかってみたら、股下が83cmもありますよ!
コレ、裾上げ無しではける人ってニホンにおるん?

少しの裾上げだと裾の縫い目をほどく手間が必要になりますが、幸い?大幅な裾上げなのでそれはなし。


他の縫い目を見ると相当に太い糸が使われています!
わたしの家庭用ミシンで使える限界の太さである
16番ミシン針
30番の糸(黒)

を用意しました。


夫サイズに裾をカットして端はジグザグミシンで処理、縫い目の長さは長めの縫い代2.5cmで縫ってみたところーーー。

ストレッチデニムの部分は普通に縫えていますが。
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皮革のところが激しく目飛び!
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皮革の縫い代が重なって厚みが出る部分の前後の目飛びがひどいです。段差の激しさと、滑りが悪い皮革の縫いにくさにミシンが対応できないのでしょう。

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段差の前後をミシン手回しで、ゆっくりやり直してみましたがダメでした……。
仕方ないので目飛びした部分は手縫いで仕上げました。

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はいはい、見慣れた安心丈のパンツになりましたね。

……ところで、こんなに短くしちゃって膝部分大丈夫なの??パットが入ってるっぽいですけど。
そこはある程度、可動域あるのでOKだそうです。



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