店内は入園、入学準備のお母さま、お子さま方でにぎわっていましたよ。
↘ ユザワヤが入っているキラリナ8Fのエレベーターフロアは楽しいソーイング壁紙です!

チロリアンテープ、ブレードなどのお買い得ワゴンを物色していたときのこと。
突然、横にいらしたマダム(もちろん面識なし)から、話しかけられました。
マダム 「このお店、なくなるんですか?」
わたし 「え!?わかりませんけど・・・・・・そうなんですか?それは困りますねえ」
マダム 「なくなったら困るわあ~」(とつぶやきつつ、いずこかへフレームアウト)
・・・・・・そういうウワサがあるのでしょうか?
まあね、新宿店もなくなっちゃったしね(下北沢へ移転)。
ユザさんは一時の拡大路線から転換したようなので、ここ吉祥寺店もあやういのでしょうか。
いまや手芸用品販売はネット通販が強力。
手芸もろもろを扱う実店舗は大変だと思います。
やたら場所をとるし、専門知識を持った店員さんも必要だしetc。
でも、画像や文章だけでは、微妙な色の加減や手触り、質感は確かめられない。
実際に手に取って見られる場所がどうしても必要なんですよね~。
ここがなくなったら、新宿のオカダヤまで上京しないといけなくなるよ!
困ります!なくならないでほしいです~(祈)。
その後、わたくし、刺しゅう糸売り場へ移動しました。
ずらりっと並んだ色とりどりの刺しゅう糸を前にテンション

糸が入った小引き出しを開けたり閉めたり、ウキウキと糸を選んでいると。
またまた、横にいらしたマダムから話しかけられました。さっきの方とは別マダムよ。
その方は先に店員さんとやりとりされてまして、どうもハーダンガー刺しゅうの糸を探してらっしゃるようでした。
マダム 「あなたはこの糸でどんな刺しゅうするの?」
わたし 「はっ・・・ええ、まあ、普通の自由刺しゅうですかねえ・・・(もごもご)」
実はわたし、わけあって深海魚の「リュウグウノツカイ」を刺しゅうしてるんです。
しかしながら、ここでマダムに「リュウグウノツカイです!」と答えるのは違うだろ~と瞬時に判断。
マダム 「赤い糸を探してるんだけど」
わたし (え?ハーダンガーなのに赤?普通は白だと思うけど、まあ赤もありなのかな???)「あ、赤もいろいろありますよね。ピンク寄りだったり、紫寄りだったり、茶色寄りだったり」
マダム 「そうよねえ、たくさんありすぎて・・・」(その後、いずこかへフレームアウト)
ハーダンガーに詳しくないので、ご相談にのってあげることができずマダムには申し訳なかったです。
以前のユザワヤ吉祥寺店はビルまるごとユザワヤで手芸好きの聖地みたいなところでしたっけ。
ビルが建て替えられ、売り場も縮小し、そのころの濃厚さからはずいぶんと雰囲気が変わりましたが。
あなたもわたしも手芸仲間♡知らない人にも話しかけちゃう。
そんなフレンドリーなマダムがまだ生息しているユザワヤ吉祥寺店が好きです。
閉店、なんてことになりませんように!
- 関連記事
-
-
祖母が遺した裁縫道具 ~にぎりバサミ 編~ 2018/03/24
-
ユザワヤ吉祥寺店 での内緒話 2018/03/12
-
捨てられていたトルソーを見かけて 2018/02/22
-