身体が涼しさに慣れていたので、ひときわこたえますわ。。。
洗濯ものがあっという間に乾くのだけは嬉しいですけどね。

前回のクロスステッチ(⇒コチラ)で使った段染めの刺しゅう糸。
こんな風に、さまざまな色に染められている糸のことです。
同系色のグラディエーションであることが多いですが、まったく違う色が組み合わせてあることもあります。
国内外の刺しゅう糸メーカーから、さまざまな配色の段染め糸が出ています。
美しく、魅惑的な段染め刺しゅう糸ですが、実はけっこう難易度高めだったりします!
クロスステッチの場合、横一列または縦一列まとめて ///// を刺してから \\\\\ を刺し(逆でも可)、最終的に ××××× になるようにするのが基本です。
ところが色がどんどん変化する段染めの場合は、ひとつずつ × を作っていかないといけません。
それって、けっこう難しくて!
「え?次、どこにいったらいいの~?」と迷子になることしばしば。
糸の無駄も多めかも。とても裏面はお見せできません・・・・・・。
また、空白?すきま?がある複雑系図案の場合、ちょうど薄い色がそこにきてしまうと見た目ボンヤリして、いまひとつな出来になってしまいます。
ほら、こんな風に ↓

この図案も前回と同じ、遠藤佐絵子さんの本からです。
濃いめの色だけが配色されている段染めならいいんですけどね~。
上の画像で使った、パープル系グラデ段染め糸は〈COSMOコスモ(ルシアン)Seasons5025〉ですが、薄い色の部分がかなり多くてね。
ちょうどすきま回りに濃い色がくるように刺す・・・・・・なんて高度なテクがわたしごときにあるはずもなく。
ソーイングも、デザイン性の高いものは無地布を、シンプルデザインなら柄物布を選ぶのがひとつの考え方。
それ自体が個性的な段染め糸の刺しゅうにはシンプルな図案が向いているのだな、という結論に達しました。
すきまのない、まとまった図案の方が段染め糸の美しさもよりひき立つでしょうし。
そんなわけで、これ、プレゼント用だったのですが、あえなくボツに

違う図案に変更して完成させました。
半分くらいはできてるので、自分用の何かに再生させるかな?
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