【大相撲】千秋楽の相撲をいま一度振り返る
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⇒ 「優勝の感動味わって…稀勢の里の五月人形を展示」 ヨミウリオンライン 2017.03.28
とりあえず、展示用らしいけど、これ、絶対に大人気で製品化されると思うわ!

日曜日からメディアは稀勢の里一色。すごい注目度です。
わたしも新聞を読んでは涙し、ネットニュースに涙し、テレビで「あの映像」が流れるたびに涙し、でした。
今日になって、ようやく手ぬぐいも乾き、落ち着いたので冷静に振り返ってみます。
つい情に流されましたが、「ケガ」とか「重圧」とか「責任」とか抜きに、事実だけを淡々と追ってみると。
千秋楽の本割は横綱が格下の大関相手に待った含め二度の立ち合い変化。
優勝決定戦も一方的に押し込まれたうえでの土俵際での一発逆転。
ぬ~、どう贔屓目に見ても褒められた内容ではありません。
はっきり「横綱としてどうなの?」ってレベルですわな。
稀勢の里のケガばかりがクローズアップされたけど、照ノ富士の膝も相当悪かったらしいです。
14日目照ノ富士の対琴奨菊戦変化はブーイングの嵐で、稀勢の里の変化はOKってのもおかしな話。
そう、照ノ富士サイドに立って考えてみると、けっこう可哀想なのでした。
ちなみに照ノ富士の右膝が壊れたのは2年前の秋場所、稀勢の里戦でした。
膝をケガしてからの長い低迷にくさらず優勝を争うまで復活した、照ノ富士も頑張ったじゃないか!
稀勢の里とともに、今場所をここまで盛り上げた照ノ富士の頑張りもしっかり讃えなくてはいけない。
そう強く思いましたので、しつこく追記した次第です。
とはいえ、稀勢の里の優勝が素晴らしいことに変わりありません。
「連日満員御礼、みんな新横綱の自分を見に来てる」
「看板横綱のひとりとご当所大関が早々と休場してる」
「ほかの2横綱は優勝争いどころか金星配給に尽力してる」
「休んだら全国の相撲ファンをがっかりさせる」
「キセが表紙のジャポニカ学習帳、大人気で売切れ、キセのお母さまも買えなかった」
「とにかく休場=不戦敗が大嫌いなんじゃ~!」
そんな責任感や信念のほかに意外と「勝算」もあったんじゃないかと今日になって思います。
左腕は使えなくても、鍛え上げた下半身には自信があるぞ!足で相撲をとるぞ~!と。
彼にとっては決して「強行出場」ではなかったのかもしれませんね。
それでも、左腕はこんな大変なことになっていた ⇒ 読売新聞 写真部のツイート
「ほっときゃなおる」なんてインタビューで答えていたけど、ちゃんと病院へ行っておくれよ!!!
先生の言うことをちゃんと聞いて、しっかり治してね。
あと、土俵入りのせり上がりはもうちょっとタメてね!
(↑注文が多い!)
さあ、春場所が大団円に終わったので、次はフィギュアのワールドです!
あしたからだよ~!
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