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02 2016

2016 NHK杯を振り返って

毎年そうだけど、ことしもいつのまにやら12月。
さっき、年賀状を買ってきました。
ちょっとずつ大掃除をやり始めようかな・・・。

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先週末に開催されたフィギュアスケートNHK杯(&ちょっぴり大相撲九州場所も)を振り返ります。

相撲とフィギュア、ばっちり重なっていたので、どちらを見るべきか、悩ましい3日間でした。
両方ともライブ中継で時間もぴったり重なっていたと言う・・・。
掛け持ちした船岡アナ(趣味はスキー)も忙しかったよね~。
来年はいつも通り、相撲が終わった翌週末がNHK杯になりますように。

さて、NHK杯初日の先週金曜日(11/25) 17:30すぎ―。
前日まで三横綱を撃破し破竹の勢いだったあの方は、別人のように平幕の栃の心に完敗。
ふくらみにふくらんだ最終盤の盛り上がりが、音をたてて一気にしぼみました・・・。
結局、この敗戦が千秋楽を待たずに鶴竜に優勝を許す決め手に。
「これがあの方なのだ」とわかってはいても、全身をむしばむドンヨリ、ガッカリの重苦しい倦怠感。

底なし沼に落ちて行きそうな傷心のわたしを救ってくれたのが、約2時間後のデカ(田中刑事)くんの演技でした!
気持ちで踏ん張った4回転に、静かな情熱がほとばしるステップ。大人の男の色気がほんのりと漂って。
上手くなりましたね~。
ショートプログラム3位につける会心の演技にホント救われました!

そして翌日のフリーでは4回転を決め、コミカルなプログラムを雰囲気よく滑りきり、ショートの順位を守って表彰台に
実績のあるミハエル・コリヤダ(ロシア)選手やアレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)選手にフリーでは抜かれるんかな~?と思っていたので、堂々と逃げ切った犯人デカに拍手~。
今大会はゆづ選手、リュージュ(日野龍樹)選手との同級生揃い踏みが話題となりプレッシャーも大きかったと思います。
ひとつ上の次元に上がりましたね、デカくん。日野選手も、もっとこいや。

NHK杯デビューの超足長ニンゲンデニス・ヴァシリエフス(ラトビア)くんも頑張った!
フリーで順位を上げて6位ですよ。
それに、かたわらにすごくかっこいいヒトがいるんですけど~?ランビエールさまがコーチなのね!
世界一ダッフルコートが似合う男!ストールの巻き方さえカッコイイぞ。
みんな、ランビさまの教え子になって!そしたらもっとお姿を拝見できますよね。

そして、楽しみにしていたジェーソン・ブラウン(USA)選手。
ジャンプの調子がよくなくて、順位は上がりませんでしたが、もーそんなことはどうでもいいっ!
美しいスピン、柔らかいステップ、高いバレエジャンプ、そして笑顔。
フィギュアスケートへの愛、ファンへの愛があふれる演技でした。
「明子の部屋」で流れた日本語でのVTRもすごくよかった。
相撲を見ないで「明子の部屋」に集中したかいがありました。
日本語を熱心に勉強しているんですね!おむすびが大好きなのね~
来年もぜひ来て欲しい!いっそ来年は「ジェイソンの部屋」にしたらどう?

脅威の4回転ジャンパーネイサン・チェン(USA)選手がジャンプだけの選手ではなく、スピンやステップもすごく上手だということを再確認しました。ゆづ選手がマークしている選手だけのことはあります。
その、ゆづ選手の衣装は前の白よりずっといいですね。
スピンのときに玉虫色に輝くのがプリンスっぽくて妖しいわ♪
ゆづ選手、おヒマなときに某相撲部屋に出張して「本番でしっかり実力を発揮する方法」を伝授してくれないかな?


・・・いきなり男子シングルメインになってしまいましたが、とにかく、今年のNHK杯=デカくん祭りってくらい強烈な印象を残してくれました。
この勢いで今月末の全日本も成績を残し世界選手権代表の座を狙ってほしい!

男子シングル以外もさらっと振り返っておきましょう。


 ペア
 
前代未聞のペアの組み換えが行われたばかりのチャイナの彭程、金楊組。
ショートの冒頭で男性の頭を女性がペチペチと・・・あれ、大丈夫ですか?お国によってはすごく失礼になるのでは?・・・なんて心配しながらもコミカルな演技に引き込まれました。組んで半年とは思えませんね。
日本の須藤澄玲、フランシス・ブードロー・オデ組もよかった!爽やかです!
すごく上手くなってますね!


 ダンス

村元、リード組の演技を楽しみにしていたので、欠場はすごく残念でした。
今大会はオリンピックチャンピオンとメダリスト、世界選手権連覇中のカップルが揃った豪華メンバーでした。
ダンスって美男美女だらけで見わけが難しいんですが、ホワイエク、ベイカー組(USA)は「男性がいわゆる王子系ではない」ということで記憶しやすいカップルです(失礼)
王子系ではないけれど小柄だけどベイカーさんの身体能力は抜群で、ほかのカップルには見られない振りや動きがあり、いつも注目しています。
今回はフリーが特によかった!解説の宮本賢二さんも絶賛してましたね!


 女子シングル

さとこ(宮原知子)さんがフリーで順位を上げて2位に。グランプリファイナル出場が決まりました。
よかった~!女子は誰も出場できないかと心配してました。
カナダ大会でゼロ点だったステップもちゃんと修正できていてレベル4に。サ・ス・ガ。
回転不足を気にするあまりジャンプに少し不安を感じますが、表現は格段にレベルアップしてますね。

今大会で目立ったのは花も恥じらう16歳の方々です。
マリア・ソツコワ(ロシア)、カレン・チェン(USA)、エリザベータ・トゥルシンバエワ(カザフスタン)、チェ・ダビン(韓国)。
各国の層が厚いですね、この年代は。

楽しみにしていたトゥルシンちゃんのショートのステップ、ジャンプの失敗があって本調子ではなかったかな~。
少し音楽に遅れ気味でしたかね。
エキシビの演技が一番よかったような気がします。
カレンちゃんもよかった!スピンが上手いやね~。
わたしの中ではアメリカの新葉(樋口新葉)ちゃんというイメージです。



今年もNHK杯はおもしろかった!
やっぱりライブはいいなあ。ライブ放送って最高の視聴者サービスですよね。
キスクラの装飾はグランプリシリーズきっての豪華さだし。会場に鳩も飛んでないし。
キスクラのどーもくんたちがまとっていたおかんアート的な衣装は誰かの手編みかしら?

来週末のグランプリ・ファイナルも楽しみです~。





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