わたしの父は熊本市の出身です。
ですから、わたしは半分は熊本人です。
気質も熊本寄りのへそ曲がり傾向ありますし(熊本では「異風者(いひゅもん)」と呼ぶ)。
* もちろん、熊本人みながへそ曲がりなワケではありませんよ~!
そして、ルーツが熊本にあることを常に誇らしく思って生きています。
幸い親類の無事は確認できたようですが、きっとお店や家の中はめちゃめちゃでしょう。
阿蘇山の噴火とか豪雨や高潮への備えはあっても、熊本にとって大地震は「まさか」の事態だと思われます。
浅い震源で大きな被害をもたらす活断層・・・うちの近所にもあるんですよ。他人事じゃないです。
父方の祖母は被害が甚大だった益城(ましき)町のすぐ近くの生まれです。
昨年、たまたま家族のルーツを調べる機会があり、その流れで地域の歴史を調べているところでした。
甲佐町、御船町、嘉島町、宇土市、宇城市など、資料で馴染んだ地名が大地震の被災地として報道されることに胸がふさがれる思いです。
余震、それもかなり強い余震が格別に多いのが今回の地震の特徴ですね。
たくさんの方々が被災し、いまこのときも不自由な避難生活と余震の恐ろしさに耐えていらっしゃいます。
なにもできませんが、せめて被災された方々のつらい気持ちに心を寄せたいと思います。
救援物資は集まっても、それを的確に各避難所へさばく人材が不足しているとのことで、東日本大震災のときと同じ問題が起きているようです。東日本のときのノウハウが生きるよう願っています。
ノロウィルスが発生したところもあるとかで衛生状態も心配です。
もちろん人命第一ですが、熊本城、阿蘇神社ほか史跡や文化財にも大きな被害が。
このあたりには貴重な装飾古墳がたくさんあるんですが・・・崩れちゃったかなあ?
ちなみに、福岡市在住の義父母も地震続きで、まいっているようです。
普段は地震が少ない地域ですからね。
お義母さんは、だいぶ怖い思いをしているようでかわいそうです・・・。
余震がおさまり、どなたにも一刻も早く穏やかな日常が戻りますようお祈りいたします。
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