18 2014

『ファストファッション クローゼットの中の憂鬱』レビュー

ふと、気がつけば・・・11月も、もう半ばじゃないですか!ぎょっ。
と、とりあえず年賀状買っとかなくちゃ~。


ボーダーの夕焼け
数日前の夕空、雲がボーダーになってましたの図


久しぶりに読んだ本の「書評」を書きました。
(本の内容を明かしている部分がありますので、未読の方はご注意ください)


* 読んだ本はこちら ↓

ファストファッション: クローゼットの中の憂鬱ファストファッション: クローゼットの中の憂鬱
(2014/05/17)
エリザベス・L. クライン

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* 「書評」はこちら ↓

⇒ 『ファストファッション クローゼットの中の憂鬱』 書評
 


今年は(も?)たくさんの本を読みました。

夫の腰痛や自身の体調不良などなど、いろんな理由で、外出や旅行の意欲がまったくなく、ソーイング・モチベーションも上がらなかった、この一年・・・。
このブログでも、今年はソーイングの記事がホント少なくて、申し訳ありませんでした!
「食べ記事」ばかりが充実してしまい・・・食欲は失わなかったという・・・?

そんなわけで、今年一年、自由時間はもっぱら読書をして過ごしました。
生涯でもっとも読書環境が充実していた年だったかも~?

「知りたがり」のわたしの読書はノンフィクション中心です。
地元および、お隣の市の図書館までフル活用。だいたいいつも限度枠いっぱいに借りてます。

今年一年間で、間違いなく、わたしがもっとも大きな影響を受けたのがこの本。
マイ・ブック・オブ・ザ・イヤーでございます。

タイトルから、「ファストファッションの闇の部分をあばく暴露本かな~?」と思いがちなこの本。
わたしも最初はそう思って、すぐには飛びつきませんでした。
重くて暗い話は今はちょっといいわ、と・・・。
そういう部分もあるにはありますが、ごく一部でしかありません。
今や誰のクローゼットや引き出しにも入っている、ごく身近なファストファッションの服を窓口にして「世界の現在と未来」を考える、身近にして壮大な本なのです!

原題は「OVER DRESSED - THE SHOCKINGLY HIGH COST OF CHEAP FASHION」で、翻訳タイトルより内容をストレートに表していると思います(そりゃそうか~)
OVER DRESSED を、わたしは勝手に「着倒れ」と訳しました。
(「京の着倒れ、大坂の食い倒れ、江戸の飲み倒れ」より)

プロフィールに生年がないのではっきりとはわかりませんが、著者は1980年ころの生まれだと思われます。
この本の執筆のために世界各地をたったひとりで取材して歩いたのは、さらに今から数年前ですから30歳前後のころ。
うら若き女性の、その圧倒的な行動力、莫大な取材量、何より自身を突き動かす「知りたがり魂」に、「知りたがり」のひとりとして大きな感銘を受けました。
非常に内容が濃い本で、序章、あとがきは別にして全部で九章の構成ですが、一章につき一冊の本ができちゃいそうなくらいです。

あれこれ書き出すときりがないので、少しでも興味を感じられましたら、お手に取って読んでみてくださいませ。
日経新聞や朝日新聞の書評欄でも取り上げられましたので、わたしだけがむやみに熱くなっているわけではなく、評価の高い本であることは間違いありません。

わたしのつたない書評はTRCブックポータルで読むことができます。
ペンネームは「辰巳屋カルダモン」あらため「導在あわい」です。

⇒ 『ファストファッション クローゼットの中の憂鬱』 書評 はこちら

* 2014.11.21 TRCブックポータル「書評ポータル」で「今週のイチ押し書評」に選んでいただきました。
   嬉しいな♪
  


わたしがこの本をどうしてもここでご紹介したかったのは理由があります。

この本の著者は、ファストファッションの服を二度と買わないと誓って、違うかたちで服とかかわる道を探すのですが、そのひとつが裁縫を習って自身でハンドメイドしリメイクするという方法でした。
そう、わたしと、このブログを読んでくださっているみなさまが日々いそしんでいるソーイング&ハンドメイドです。

大量生産大量販売のファストファッションの対極に位置するあり方として、丁寧に作られた服を手入れしながら大事に着る「スローファッション」が注目され始めています。
わたしたちがしていることは、はからずも現代のゆがんだ大量消費社会に一石を投じ、地球の未来にも貢献する時代の最先端をいく「スローファッション」の一環だったのです。
いま、われわれは超クールなんですよ!

この本を最後まで読んで、このことを知ったとき、とても嬉しくて♪
ソーイングをやっててホントによかったと思いましたし、始めたころの純な気持ちを思い出しもしました。
今年は個人的にソーイング・モチベーションが上がりませんでしたが、また新たな気持ちで前向きに取り組めそうな気もしています。





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