13 2014

今さらですが・・・「2014 フィギュアスケート 世界選手権 観戦記」女子シングル編ほか

今日は、これから晴れて暑くなるみたいですね!
どうやら最高気温25℃を超える夏日になるようです。
天気予報では早くも熱中症に注意して!という呼びかけがなされていました。

・・・そんな5月吉日、フィギュアファンのみなさまにおかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

そう、今は風薫る5月。もはや初夏。
シーズンラストのアイスショーも、ソチメダリスト出席の園遊会もゆづの優勝祝賀パレードもつつがなく終了し、フィギュアスケートはすっかりオフシーズンに入っています・・・けど。
え?今ごろ、フィギュアの記事を書くの?時期ハズレもはなはだしいんですけど~。
ごめんなさいっ!今さら今ごろっ!な世界選手権観戦記アップをお許しください。



「2014 フィギュアスケート世界選手権 観戦記
             ― ソチ・オリンピックシーズンを振り返って」




オリンピック直後の日本開催の世界選手権、ということで、思い浮かぶのは20年前。
1994年、リレハンメル・オリンピック後の幕張開催の世界選手権です。

そう、今はコーチ業に励んでいらっしゃる佐藤有香さんが優勝し、ボナリー選手が優勝を逃してすごく悔しがってた、あ・の・と・き。

あれから、20ねん~(きみまろ風に)
・・・あのころと比較すると、日本のフィギュアスケートを取り巻く環境は激変しましたね。

今回の会場は巨大な巨大な「さいたまスーパーアリーナ」でしたが、今、こんな大きな会場でフィギュアの国際大会を開けるのは日本だけではないでしょうか?
日本の選手たちは昨年の全日本選手権で経験済みですが、外国の選手たちは会場の大きさ、観客の多さにさぞや驚いたでしょうね~。

日本の選手層は見違えるほど厚くなり、トップ選手を何人も輩出し、応援する観客の数も大幅に増えました。
人気が上がるにつれて、テレビ放送も増え、ネットや動画での情報も増え・・・この20年の変化は一ファンとして感慨深いものがあります。
こんな時代がくるとはね~。歳月・・・。


しっかし、せっかくの日本開催なのに放送が少ないこと!特にペアとダンス。
男女シングルさえ、ほぼ後半2組分しか放送がなく寂しいかぎり。
民放だと、こうなってしまうんですよねえ。
もっと、たくさんの選手の演技を観たかったのですが~。
さて、ボヤキはこれくらいにしておいて、と。


☆ 女子シングル 編
最終順位と採点表等、詳細は⇒こちらをご覧ください


 浅田真央選手(ジャパン)

見事に3度目の世界選手権優勝です。おめでとうございます!
ショートは素晴らしい演技、フリーも手堅くまとめて、圧巻の金メダルでした。
「オリンピックのショートの失敗が、ふとよぎったりして・・・?」なんて心配をしましたが、まったくの杞憂でした。

フィギュアのために創造されたかのような美しいスタイル、女性らしい優雅さと気品あふれる演技、技のキレと流れ、などなど、やはり世界最高峰の選手だね!と改めて感じ入りました。

真央選手、これで今シーズンは、出場したオリンピック以外の国際大会にすべて優勝。
グランプリ・ファイナルと世界選手権を制し、気が付けば2冠という素晴らしい成績です。
いいシーズンだった、と言ってよいのではないでしょうか。

「現役を続けるのか?どうか?」とマスコミに騒がれていますが・・・。
4月終盤の時点でも答えは「フィフティー・フィフティー」でした。
いいです、いいです。半年でも1年でも2年でも、ゆっくり休んでじっくり考えて、答えを出してくれれば、と思います。
まわりは、ただ静かに見守ってあげようね。

≪追記≫
  2014.05.19 「浅田真央選手  来季は休養。すべての試合に出場しない意向を表明、引退は保留」
  
   


 2位 ユリア・リプニツカヤ選手(ロシア)

まだ15歳ながら、クールビューティー、ツンデレキャラ(←実はよく意味がわかっていません・・・?)で今シーズン大ブレイクしたリプ選手。

オリンピックは終わってみれば、ちょっとかわいそうでしたね~。

団体戦ではロシアの金メダルに貢献する大活躍、一躍、女子シングルの金メダル候補に躍り出るも、シングルではまさかの5位に終わりました。
団体戦の疲れが出てしまったのか、プレッシャーを一身に受けた結果だったのか?
男子のように、優勝を争う選手みなにミスが出る流れならだいぶ違ったかと思いますが、女子はほぼノーミスのメダル争いになったのも不運でした。
さぞかし悔しかったであろうと推察いたします。
静かに、でも熱く、情熱の炎  をメラメラと燃やしてこの大会に臨んできたはず。

余談ですが・・・真央選手がオリンピックのショートで失敗してしまった遠因は、団体戦でリプ選手のカンペキな演技を目の前で見てしまったことにもあるのかな~?と思ってみたりしています。
大きな大会の直前に(または大会中に)、ほかの選手の演技を最初から最後までじっくり見る機会って、今まではなかったんだと思うんですよね。
ソチ・オリンピックで初めて団体戦が行われたために、リンクサイドの日本選手団の応援席からリプ選手の演技をばっちり見てしまった。
「これはすごい・・・ノーミスで演技しない限りリプ選手には勝てない」⇒ショートプログラムの最初のトリプルアクセルを失敗⇒「ああ、もうダメだ・・・」となって、それまでは最初に失敗しても後の演技を立て直せていたのがオリンピックではできなかったのかなあ、と勝手に想像しています。
結果として真央選手もリプ選手もメダル争いに絡むことさえできなかったのは皮肉ですね~。
「いつも通り」ではない経験をしてしまったがために「いつも通り」の演技ができなかった、ということに。
翌日のフリーで気持を立て直し「いつも通り」を取り戻したのはさすが!ですが、フリー演技をほめるのと同じくらいの熱意を持ってショートの失敗の原因も考えてくださいよ、スケート連盟のえらい人は!


余談が長くなりすぎました。ゴメンナサイ。リプ選手に戻ります。

今回もジャンプミスやら細かいレベルの取りこぼしやらがあり、満足な演技ではなかったでしょう。
ですが、2位という結果には納得しているようにお見受けいたしました。
エキシビジョンでも、ゆづ選手と楽しそうにダンスしてましたし。

ところで、リプ☆スペシャルのキャンドルスピンの形が前と変わったみたい?と思ったのはわたしだけ?
背中と足がぴったりくっついた一直線の形だったのが、オリンピックあたりから少しスキマができたように見えるんですが。
全体の形としては「スキマあり」の方が優美なカーブを描いて以前の一直線よりきれいだと思います。
「キャンドルスピンって確かにすんごい形なのは認めるけど美しいですか?」と懐疑的だったワタクシも納得の美・スピンになりました。
次に見るときには、またすごく変わっていたりして。

でもね、それが女子選手が避けて通れない体形変化が始まってやむを得ずそうなったのなら、ちょっと今後が心配です。
リプ選手の柔軟性あふれる演技は15歳の今しかできない、体形変化が始まれば演技のレベルを維持できない、という見方もあるようです。
アメリカのキャロライン・ジャン選手も柔軟性を活かした「パールスピン」が持ち味でしたが、身体の成長につれてできなくなってしまいましたしね。
特にロシアの女子選手はジュニアで大活躍してもシニアに上がって苦労するケースが多いような気がします。
(ロシアに限りませんけど、とりわけ目立つような?)
オリンピック金メダルのソトニコワ選手も一時はだいぶ低迷しましたし、出れば優勝だったタクタミ(エリザベータ・タクタミシュワ)選手も近頃はなかなか演技が安定しなくなっています。
加えてロシア女子はスター候補がわんさかいて(ジュニア世界選手権は女子シングル表彰台ロシア独占)今後は代表に選ばれるのも至難のワザになります。
リプ選手はジャンプも低空っぽいし回転不足を取られ始めると厳しいかなー。

さあ、来季のリプ選手はどうなるのでしょう~?



 カロリーナ・コストナー選手(イタリア)

コストナー選手、ショートはオリンピックに続いて素晴らしかった!
日本にもマリアさまが降臨なさいました。
フリーはちょっとミスが目立ちましたかね。
オリンピックの疲れか、燃え尽きか?
それでも演技構成点はバツグンの高評価。表彰台を逃さないのはスゴイ!

コストナー選手もこれで引退という流れになるのでしょうか?
寂しくなりますねえ。



4位に入ったアンナ・ポゴリラヤ選手(ロシア)はショートもフリーもほぼノーミス。
素晴らしい安定感ですね。
こちらもまだ15歳。しかも、もうけっこう背が高いので、これからドカンと体形が変化して演技が崩れる恐れもなさそうですし。
意外と、この子が来季以降、ぐん!と伸びそうな気がしています。
8位に入賞した、同じくアメリカの15歳、ポリーナ・エドモンズ選手とともに大注目の新鋭です。



アメリカといえばグレイシー・ゴールド選手。
オリンピックは4位、今大会は今一つでしたが、リンクに上がるだけで、明るく華やかな世界観が形成されるような存在に成長しました。
フリーの「眠れる森の美女」はもう、雰囲気ぴったりでゴールド選手のためにあるようなプログラムですね。
ゴールド選手の頭のてっぺんのお団子ヘアはかわいいけど、前の低い位置の方が似合っているような気がします。



もうひとりのアメリカ代表、アシュリー・ワグナー選手はショートの乱れをフリーで見事に挽回しましたね!
テレビの画面を通じてパウワーがあふれてくるのを感じましたよ。
パワフルスケーティング健在。
若手、新鋭の台頭でなかなか苦しい立場かもしれませんが、まだまだ頑張って欲しい選手です。



鈴木明子選手は長い間、お疲れさまでした。
解説やショーで、またお姿を拝見できますように。



まだまだ書き足りないのですが長くなりすぎてますので、このへんで。

オリンピックと共にひとつの時代が終わり、来季以降の女子フィギュアはロシア中心にまわって行くことは間違いなさそうです。

ぬ~、日本女子の未来がちょいと心配です・・・。
村上佳奈子選手に、ピョンチャン目指します宣言をした今井遥選手とジュニア世界選手権でロシア勢につぐ4位に入った宮原知子選手はいますが、同じくらいのレベルの選手が育っていない・・・。
ロシアとアメリカに対抗するには、やや心もとない布陣。
ずっと有望新人発掘はしているのでしょうが、なぜか途絶え気味なんですけど。
スター選手が出ないとテレビ中継も減るだろうし困るんですよ~、ファンとしては。

真央選手、安藤美姫選手に並ぶようなスターの登場を待望しています!






【・・・男子シングル編に続く】
この記事に追記します。
→ つもりでしたが、長文になり過ぎたので別記事にしました(5/23)


* 5/10「more」保存に失敗した文章を修復しました。




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2 Comments

サワらか">

サワらか  

Re: すごい!

サワらか">

megosuriさん、こんにちは!

コメント、ありがとうございます。

おっ!「今さらフィギュア」組がもうひとりいたのね~。
録画すると「いつでも見られる♪」と安心して、つい見るのを先延ばしに・・・なんて、ありますよね。
失礼しました、megosuriさんは4月からお仕事復帰なさって多忙ゆえご覧になる時間がないだけですね。

これからフィギュア観戦には逆にいい季節かもしれませんよ。
外は暑いけどフィギュアの録画を見て涼む、なんてのもオツかも?

男子シングル編も近々アップしますので、お楽しみに(?)。
こっちはmegosuriさんご贔屓の「まっちー」メインで行きたいと思います!

また、遊びに来てくださいね☆

2014/05/18 (Sun) 13:16 | EDIT | サワらかさん">REPLY |   

megosuri  

すごい!

サワらかさん、こんばんは。
もうスケートの記事、書いてくださったのですね!
今季は女子より男子に注目してしまっていたので、
とても詳しい解説が楽しくて楽しくて…。

実は書かれてすぐ見に来たのですが、コメントを書くのが
遅くなってしまいました。

そして、サワらかさんは「今さら」とおっしゃっているのですが、よく考えると、私、録画してある世界選手権、まだ見ていなかったことを思い出しました…。
私にはグッドタイミングでしたよ!

男子の方も楽しみにしています^^

2014/05/18 (Sun) 01:02 | EDIT | REPLY |   

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