03 2014

洗濯しても大丈夫!最強お名前アップリケ

 いつもダラダラ長文ですが、今回、ひときわ長いです!ご注意ください!
 

書店の手芸コーナーをのぞくと、入園入学グッズ作りの本が平積みになっている、この時期。
手芸店も一年で最も混雑する時期ですね。

我が家は子供がいないので残念ながら準備に追われた経験もないのですが、友達のお嬢さんの持ち物作りをお手伝いしたことはあります(そのときの記事は⇒コチラ)
各種袋物作りのほかに、「体操着の胸にひらがなで名前のアップリケをする」という課題がありました。

体操着に名前のアップリケ・・・一番、カンタンなのは、アイロンで付く市販品を使うこと。
それもいいのですが、ここはひとつ頑張って、オリジナルに挑戦したいよね~。

そこで!かわいい色柄を自由に選べる、普通の布をアップリケする方法を考えて実践してみました。
思い出深い?ので、ここに記録しておきますね。

ご存知のように、体操着は、伸び縮みが自在の生地(⇒ニット生地といいます)で作られています。
そこに伸び縮みしない普通の布を、ごく普通に縫い付けてしまうと・・・?
体操着の伸縮する動きについて行けないアップリケは、あわれシワシワに。
場合によっては糸が切れて剥がれたりも。
洗濯すると、さらに悲惨度がアップします。

そこで、ナイスな洋裁グッズ「接着芯」が登場!
問題解決には「接着芯を上手に使う」ことが大事です。
ニット生地と普通の生地の橋渡しをしてくれるのが「接着芯」なのです!

サワらか流お名前アップリケのポイントは
「ダブル接着芯使いでヨレとはがれを防止」
「字をパーツごとにアップリケすることで仕上がりの美しさと耐久性を追求」
「かわいい色柄のアップリケでお子様の個性を華麗にアピール」
ってトコでしょうか?

たいへん細かい作業になりますが、工程を順に記録しておきます。
かなり煩雑で手間も時間もかかる作業です。
わざとイバラの道を選んでいるといいますか、頑固一徹の職人風です・・・。

書いていて自分でもあんまりだな、と思いましたので、下の方に「簡略バージョン」も入れておきました。
部分的に取り入れるだけでも充分いいものができると思います。

お名前アップリケでお悩みのお母様の参考になれば幸いです。
かえって、悩ます結果になったらごめんなさいよっ!


【必要な材料、道具】

◆アップリケ用の普通の生地 少々
◆薄手接着芯 少々 (今回は扱いやすい不織布の接着芯を使いました)
◆ニット用の糸 (アップリケ布の色と合わせます)
◆トレーシングペーパー

◆チャコペン
◆アイロン、アイロン台
◆針、指ぬき
◆頑丈な爪と手と指と深い愛




それでは、ひらがなの「き」の字を例に、順に見て行きましょう~。
ちなみにミシンは使いません!オール手縫いです!
ヤル気があれば、誰でも挑戦できますよ!


1.アップリケの型紙を作る

P1060563.jpg

まあ、自分で書けば充分なのですが、わたしは凝り性なので、わざわざ図書館であれこれ字体の本を見て選びました。
体操着の胸にぴったりな大きさに拡大コピーしたものをトレーシングペーパーに写して型紙にします。
おや・・・一番下の横棒(?)のカタチが気に入らずに、少し長めに直したりしていますな。

P1060565.jpg   P1060564.jpg

トレーシングペーパーでなくても透けて上からなぞれる紙ならOKです。
「き」の字そのままの型紙と、分解してパーツごとに分けた型紙の2通り作ります。
「き」の字の場合、パーツ型紙の方は、こんな風に4つになります
「き」の字のどの部分か、わからなくならないようにしましょう。

 「き」の字はほぼ直線的だからいいけど、「あ」や「ま」や「ゆ」とか、強い曲線部分がある字はどうするの?
   下記↓の【*】をご覧ください。
  
2.接着芯を型紙通りにカットする

P1060569.jpg ← のり面は下です

チャコペン(わたしが使ったのは水で消えるタイプです)で上からなぞり、「き」の字そのままの形と、パーツごとの2種類カットします。

「き」の字まんまの方は、体操着に直接貼る用で、しっかりしたアップリケの土台になります。

パーツごとの方はアップリケ布の補強用です。
そのため、字の向きが逆になります。型紙を裏返して使ってください。
でき上がりはどの向きになるか、を常に考えながら間違わないようにしましょう。
でも、絶対に一度は間違えて  こんな風になりますが。

P1060570.jpg

3.アップリケ布をカットする

アップリケの布は、チョコレートブラウン地にピンクのドット模様の布を使いました。
シーチングやブロードのような、薄手だけど織りが密でしっかりした布がよいでしょう。
柄のある布を使う場合はできるだけ細かい柄の方が向いています。

P1060572.jpg ← 布の裏が上です 型紙も裏が上です

1.でカットしたパーツごとの型紙を、裏を上にした布の上に置きます。
動かないように留めて、だいたい5㎜くらい(アバウトでOK)チャコペンで折り代を付けてカットします。

P1060573.jpg   P1060575.jpg

4.アップリケ布に接着芯を貼り、形を整える

接着芯でアップリケが補強され、洗濯してもヨレたりはがれたりしにくくなります。

P1060577.jpg   P1060578.jpg

接着芯を中央に貼ったあと、折り代を内側にアイロンで折り込みます。
パーツが小さいので大変ですが、こうすると仕上がりが断然!美しくなりますし、洗濯時の耐久性もアップします。
非常に細かい作業なのでヤケドに気をつけてください。
でも、気が付くと、どこかしらヤケドしていますが。

P1060582.jpg

5.体操着に接着芯を貼る

P1060584.jpg

体操着のちょうどよい位置に、「き」の字まんまの方の型紙を置いてチャコペンで印を付けます。
チャコペンを、所どころグリグリやると型紙に穴が開き下の体操着まで印がつくと思います(←こんなやり方でいいのか~!)。
自信がある方はこんなことしなくてもストレートにどうぞ。

P1060586.jpg

印に合わせて、2.でカットした、「き」の字まんまの方の接着芯を貼ります。

P1060587.jpg

アップリケの土台ができました。

6.アップリケする

P1060588.jpg

ようやくアップリケに到達です~。
アップリケ布の色に合わせたニット用の糸(伸縮性がある)を使います。
5.で貼った接着芯の上に4.で作ったアップリケ布を縫いつけます。
折り代がきれいに折りこめなかったところは、上手くカバーしましょう。

と、言うのは簡単ですが、これが相当たいへんな作業です~。
体操着はけっこう厚みがある上に、さらに接着芯を貼って厚みが増しています。
プラス、アップリケ布でこちらも接着芯を貼っていますからね~。

一針一針を通すのにチカラが要ります。
アップリケですから、ホントはステキにブランケットステッチなぞしたいところですが、残念ながら縫い目にこだわっている場合ではありません。
まつり縫いモドキ、みたいにするのが精いっぱいかと。

指先事故発生の危険がいっぱいです。
(布の厚みに負けた針が逆流して背から指にプスリとかね・・・あな、おそろし~)

できれば指ぬきを使って怪我を防いでください。
なんて言いつつ、わたしは指ぬき使い慣れないもので素手でやってしまいました(⇒指先はキズだらけ、爪はメタメタに・・・)
書類をめくるときの指サックを代わりに使ってみましたが、あんまり効果なし。

また、ニット糸で手縫いをする、というのは、セオリーに反しているので、すぐに糸がねじくれます。
しょっちゅう直してあげないと、ヘンなところで玉結びができちまって往生します。

ハンドメイドのアップリケ付き体操着を着て元気に走り回る、かわいい我が子の姿を思い浮かべながら頑張ってください!

P1060589.jpg

7.でき上がり~♪

【オモテ】                     【ウラ】
P1060614.jpg   P1060615.jpg


友達のお嬢さんの成長に合わせて体操着も大きいのに替えるため、最終的に3回、この方法でアップリケをしました。
初めは、もっとかわいい布を使ってましたが、だんだんお姉さんになってきたので、最終回に、この渋かわいいドット柄の布でアップリケをし、ブログにアップすべく撮影しました。


さて、気になるのが、効果のほど。

「この方法で施したアップリケは洗濯を繰り返した後、はたしてどういう状態になるのか?」
どうしても知りたくて、取り替える際、前の体操着の写真を頼んで送ってもらいました(お手数かけました!)。

すると、約1年着た後のアップリケ・・・ほぼ当初の状態のままで、ほとんど傷んでいません!
少しは歪んだりしてるかな、と思ってたけど~。いや、わたしもビックリしました。

作業自体は単調で難しいことは何もないのですが、かなーり煩雑で手間がかかる、この方法。
苦労しただけ報われる結果ではあるようです。

聞いたところによると、このアップリケは、ほかのお母さんたちからも注目の的だそうですよ~。
「すごいね~」「きれいね~」「どうやっているの?」「近くで見せて~♪」と何度も誉められたそうです。
友達&お嬢さん、鼻高々だった?とか。
わたしも嬉しいわ♪


 強い曲線部分がある字の場合は残念ながらこの方法ではできませんね。
  4.の折り代を内側に折りこむ、部分がどうしたって無理ですもん。
  パーツ分けするのをやめて、切りっぱなしで行くしかないと思います。
  接着芯を貼った布を字の形にダイレクトに切り抜きましょう。
 (場合によっては「ほつれ止め」を塗る)
  あとは、同じやり方で。

【 お名前アップリケ 簡略バージョンの工程 】

1.アップリケの型紙を作る
  パーツごとの型紙は必要ないので1種類でOK。
2.接着芯を型紙通りにカットする
  こちらもパーツごとのはいらないので体操着に直に貼る土台の方だけ。
3.アップリケ布をカットする
  上に書いたように、あらかじめ接着芯を貼った布に型紙を置いて切り抜けば簡単でしょう♪
4.体操着に接着芯を貼る
5.アップリケする
  多少、厚みが軽減されるので、縫うのラクかも?変わらないかな?
6.でき上がり♪




おお、簡略バージョンは随分とラクな気がします!
でき上がりはそんなに違いはないと思いますが、洗濯耐久性はどうでしょうね?
こればっかりはわからないですね~。いい加減でごめん!
  


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2 Comments

サワらか">

サワらか  

Re: こんばんは

サワらか">

megosuriさん

コンニチハ♪
コメント、ありがとうございます。

ブログ拝見しましたよ~。
葉っぱの傘をさすカエルさんのアップリケ、とってもキュートじゃないですか!
わたしが欲しいくらいですわ。
確かに、このカエルさんの顔、だれかに似ている・・・?誰だろう?

おっしゃる通り!ソーイングって全般に下準備が大変なのですが、アップリケはひときわ難儀ですよね!
この、お名前アップリケも、頼まれものじゃなかったら、絶対に途中で放り出していたと思います。
まあ、困難を乗り越えてやり遂げた!ってことで、いい思い出になりましたが・・・。

ベビ次郎ちゃん、もう保育園入園なのですね。早いね~。
しばらくは準備でお忙しいでしょうが、また遊びに来てくださいね~☆

2014/02/04 (Tue) 17:34 | EDIT | サワらかさん">REPLY |   

megosuri  

こんばんは

サワらかさん、こんばんは。

あああああ~、なんという偶然!

今夜はわたくし、そういえばもうすぐ下の娘も保育園だから園バッグを作らなきゃ、と思い出し、刺繍のバッグにしようかな?と図案を当たっていたところ、アップリケが載っていて、アップリケにしよう!と思ってやっていたところだったんですよ~。

私のは、図案を写して、フェルトを切って、ブランケットステッチでつけるだけなのですが、それでも、もうフェルトを切り取るまでが大変で、つけてもおかしな具合になって、もうあきらめてしまったところでした…。

サワらかさんのアップリケは、ソーイングと同じですごく細やか、丁寧なんですね!
やっぱりすごい!すごい人ですね!!

ほんとアップリケって大変でした。懲りました…。

2014/02/04 (Tue) 01:24 | EDIT | REPLY |   

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