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06 2012

セーターのリメイク

今日は冷たい雨ですね。
手足が急に冷えるようになってきました。
レギンスとかレッグウォーマーとか、ハンドウォーマーなんてのも持ってたっけな?早めに出しておこ~。

さて、ユ〇クロのクルーネックセーターをリメイクです!

ブルー寄りのグリーン?とでも言うのか、深みのあるカラーが気に入ったのですが、画像だとただの紺ですね…。色をうまく出すのは難しいなあ。

【すでにリメイク後】
P1040657.jpg

パッと見はわかりませんが、裏にしてみると…。
P1040661.jpg
右袖にエルボーパッチ、昔懐かし?ひじ当てです。
いやあ、暴れん坊で、しょっちゅうヒジを破っちまうもんで、ってことは特にないのですが。
実用性より、おしゃれなデザインのアクセントとしてね。
両肘だとしつこいかな、と思って片方だけ。

パッチを付けたいところに接着芯を貼ってから…。
P1040654.jpg

手縫いでゆったりめ(重要!)に縫い付けます。ニット用の伸びのある糸を使用。
パッチに使ったのは、ウール混のフェルトっぽいグレーのはぎれです。
小花の刺繍がうまく出るように切り取りました。
P1040655.jpg

左肩にもちょこっと。
P1040658.jpg

ニットは伸びてもらわないと着心地が悪くなるので、今回のように布やレースの縫い付けはゆるめゆるめを心掛けます。
ゆめゆめ、糸を引きすぎないように。
取れちゃったら、また付けりゃいいや!くらいのおおらかさでね。




ひじ当てって、いまやとんと見かけませんが。
ひじに穴が開いても補修して着る、まだまだ着続けるって…何だか、とても尊い行為に思えます。

このセーターを買ったのもファストファッションの量販店ですが、とっかえひっかえ大量消費なんて人類の歴史ではごく最近のこと。
ほんの数十年前まで服(=布)って大変な貴重品だったのです。

江戸時代なんて、着物ひとり一着なんて当たり前だったとか。
寒くなると、一家の主婦が家族の着物ほどいて表地と裏地の間に綿入れて、暖かくなるとまたほどいて綿を出して、暑くなるとまたまたほどいて単衣にして、同じ着物を一年中着まわしていたそうです。

『おあむ物語』という史料には「13歳のときに作った着物を17歳まで着続けたので、背が伸びてスネが出てしまい恥ずかしかった」というおあむちゃんの逸話が載ってます。
おしゃれ盛りのティーンの女の子が4年間着物一枚て~!

江戸時代はこうだったという本を読むのが大好きなので、つい熱くなってしまいますが、ここソーイングブログだし、これくらいでやめとこ。

大量消費はよくない→でも、モノが売れないと給料が減ったり失業する人が増えてみんなが困る→?
難しい問題ですねえ…。
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2 Comments

サワらか">

サワらか  

Re:

サワらか">

yryr♪さん、こんにちは!
コメントありがとうございます~。

パッチしたのは全然伸びない普通の布だったので、ヒジが伸びなくて着心地悪いかな?とちょっと心配だったんです。
このセーター着て今日一日外出したんですけど、特に窮屈な思いもせず大丈夫でした。
ニット用の糸を使う、ゆるめにつける、接着芯で補強、の合わせ技で何とかなったみたい。
すぐできるし面白いのでyryr♪さんもやってみてくださいな☆

また、遊びに来てくださいね!わたしもうかがいますね~。

2012/11/08 (Thu) 22:23 | EDIT | サワらかさん">REPLY |   

yryr♪  

こんにちわ。

肘当て、エルボーパッチっていうんですか。
コレやりたかったんです~私も。
そうかぁ伸び具合が違うから付け方難しそうですね。リメイクだと腕がわっかになっちゃってるし。
でも可愛いです♪

江戸時代の本、私も読みたくなっちゃいました。

2012/11/08 (Thu) 10:38 | EDIT | REPLY |   

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