「しましま」大集合!の図。(手作りではなく、残念ながら、すべて既製品です…)
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ボーダーやストライプのこと「しましま」って言いますよね。
漢字だと「縞」ですが、これは当て字で、本来の意味合いとしては「島」が正しいそうです。
いったいナゼ「島」なのでしょう…?
「布のちから-江戸から現在へ-」(田中優子著、朝日新聞出版、2010.12)
を読んでいます。
江戸時代半ば以降、インドを中心にジャワ、スリランカ、ベトナムなど東南アジア各地から、木綿の布がたくさん日本に入ってきていました。
その舶来の木綿布の特徴が縞模様でした。
浮世絵にも盛んに描かれています。
日本産の木綿にくらべて、とても薄く、色柄が細かく美しく、手ざわりも抜群によいものだったそう。
そのころの日本人にとって、インドや東南アジアは「たくさんの島々」というイメージだったようです。
「しましま」と呼ぶのはこの「島」の音と意味からきているとのことです。そうなんですね~。
夢のように美しい布を前に、昔人は遥か遠い異国をうっとりと思い浮かべたんでしょうか…。
ボーダーやストライプという呼び方が一般的になってきて、だんだん「しましま」って聞く機会が少なくなってきてますよね。
こういう由来を知ったからには、わたし、これからも「しましま」って呼び続けます!
この本は他にもソーイング好き、布好きには興味深いエピソードがたくさん載っています。
いずれまたご紹介します。
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ボーダーやストライプのこと「しましま」って言いますよね。
漢字だと「縞」ですが、これは当て字で、本来の意味合いとしては「島」が正しいそうです。
いったいナゼ「島」なのでしょう…?
「布のちから-江戸から現在へ-」(田中優子著、朝日新聞出版、2010.12)
を読んでいます。
江戸時代半ば以降、インドを中心にジャワ、スリランカ、ベトナムなど東南アジア各地から、木綿の布がたくさん日本に入ってきていました。
その舶来の木綿布の特徴が縞模様でした。
浮世絵にも盛んに描かれています。
日本産の木綿にくらべて、とても薄く、色柄が細かく美しく、手ざわりも抜群によいものだったそう。
そのころの日本人にとって、インドや東南アジアは「たくさんの島々」というイメージだったようです。
「しましま」と呼ぶのはこの「島」の音と意味からきているとのことです。そうなんですね~。
夢のように美しい布を前に、昔人は遥か遠い異国をうっとりと思い浮かべたんでしょうか…。
ボーダーやストライプという呼び方が一般的になってきて、だんだん「しましま」って聞く機会が少なくなってきてますよね。
こういう由来を知ったからには、わたし、これからも「しましま」って呼び続けます!
この本は他にもソーイング好き、布好きには興味深いエピソードがたくさん載っています。
いずれまたご紹介します。